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ロック好きのデザイナーのブログ 洋邦問わず、良いとおもった音楽を紹介したいです。新しい音楽や懐かしい音楽を聴くきっかけになれば幸いです。

「祝」St.Vincent 来日決定!

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今年のホステスオールナイターのメインアクトで出演が決まったSt.Vincentことアニークラーク嬢。上の写真見てもわかると思うんですけど…

 

美しすぎませんかね!!?

 

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彼女の魅力のひとつは美しくて、かわいくて、かっこいい!だ!!

アイドル的な見方と言われるとそれまでだが、仁王立ちでギターをかき鳴らすその姿はロックスターとしかいえない!最高!

 

1982年生まれ、以前はスフィアン・スティーヴンスのバンドにいたこともあるらしい。

14年のフジロックで始めてライブみたのだけど、フジロックにくる客層の人気はまだそこまででもなく簡単に2列目くらいで見れた。出て来た瞬間、もうこのライブは確実に最高だ!と思ったのを覚えている。オーラが違ったし、動作の一つ一つがシアトリカルで一目見てビビっときた。David Byrneと一緒にツアーをまわった経験から、ステージ上での見せ方を学んだと言っていた。

 

↓ふたりのライブ、バンドメンバーが歩きながら交代で歌うとこがいい

www.youtube.com

 

St. Vincentの以降のライブを見るとよくわかる、完全に近年のバーンの影響だ。 (というか同じ振付師らしい)

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しかしバーンはどちらかというとコミカルさやシュールさが表に出がちなだが、彼女はそのルックスからかロックスター的なかっこよさが目立つ。だが音だけでなく身体的な表現でもライブを演出するというスタンスは非常に似ている。派手な映像やライティングではなく、あくまで人間の動作(少し運動会の体操みたいだ)やちょっとしたアイデアで勝負しているとこが僕は好きだ。

アルバムも軒並み評価が高く、実際どれも良いのだが、やっぱり彼女の真価はライブだ。バーン譲りのステージングはファンはもちろん、ロック好きなら一見の価値ありだ。幸いにもバンドメンバーに日本人のToko Yasudaがいるからか、日本にはちょくちょく来日してくれる。

 

そんな彼女、秋からFEAR THE FUTURE TOURを行う、スタートは東京!サマソニ深夜のホステスだ!正直、ツアー後半の方がバンドのまとまりが良いので、そっちも見たいが一発目は気合入ってるだろうから楽しみだ!新アルバムも頼むよ!

最高!!(Webサイトもかっこいい)

ilovestvincent.com

楽しみでしょうがない。

それではまた。

 

ロスタム・バトマングリ 彼抜きのVampire Weekendの行方は如何に

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(いい髪型だ)

元ヴァンパイアウィークエンド、ロスタム・バトマングリの新曲がいい。

そもそも僕、Vampire Weekendが好きなんですけど、大学生のころに1stの吸血鬼大集合(なんて邦題)を聴いたとき、このバンドは確実にビッグになると思った。とにかくやってる音楽・ジャケット・MV・服装とにかくセンスが良かったし、時代と世間の空気を読めるバンドだと思った。

当時の雑誌(Snoozerとか)ではそのとき同時期話題になってたCajan Dance PartyとかMGMT推してたし、むしろVampire Weekendは2nd次第でしょ、みたいに軽く見られてたのを覚えてる。しかし結果は明らかにVampire Weekendの方がビッグなバンドになりつつある。ただ、3rdから4年新譜が出てないのは心配だ。2008→2010→2013とコンスタントに出していたのに…そして昨年のロスタムの脱退。

nme-jp.com

彼は昨年、フロントマンのエズラクーニグと話しあい、バンドの脱退を決めたそうだ。彼らのコラボレーションは必ずしもバンドを軸する必要があるわけではなく、今後も曲作りは続けていくとのこと。とはいえやっぱバンドというロマンチックな共同体から抜けるというのはファンからすると大きい意味がある。

しかし、それ以降のロスタムの活動の充実振りがすごい。昨年のハミルトンリーサウザーとのコラボプロジェクトも素晴らしかった。

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そしてこの新曲である。

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最高だ。

これらの曲を聴くとVampire Weekendの音楽的頭脳はやっぱりロスタムだったんだなと感じる。なんとなくフロントマンのエズラは華があるので彼の印象が強いのだけど、これらの音の質感は完全にバンド時代の進化版だ。ドラムの残響感とかストリングスとか空間を意識したピアノの感じとか。

 

nme-jp.com

この記事を読むと新作の製作に少し難航している印象を受ける。

残りのメンバーであるベースのクリスはBaio、ドラムのクリスDams of the westとそれぞれソロプロジェクトを始めている。

まだ新作に関しての情報が少ないので、なにも判断できないが、ロスタムの充実振りと反比例してVampire Weekendの新作に関して不安がよぎる。

僕の気にしすぎで素晴らしいアルバムであるのが一番嬉しいのだけど。

 

それではまた。

 

 

新譜ラッシュの6/16

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今日、6/16は楽しみな新譜がたくさん出ました。

どれもまだ聴けてないので、週末に聴いてみよっと。

Apple Musicが始まってから、なんでも聴けるけど全然追いつけない!

 

 

まずはフジロックのステージも楽しみなLordeのMelodrama

ついに4年ぶりのセカンドアルバムですね。

Pitchforkで8.8点でした。すごい、なんかはっちゃけてる。

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Fleet Foxesはなんと6年ぶりの3rd、Crack up

今まで何してたの…?

Pitchforkで8.7のBNM

こちらは良い意味であんまり変わってない?ライブはみたい。

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大学生くらいのときちょっと流行ったThe DrumsのAbysmal Thoughts

なんと今はバンドというより一人らしい。

人間性に問題あるのか。

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Rideがなんと21年ぶりの新作を発売。Weather Diaries

シューゲイザーだけどさわやかだな〜!若い!

ホステスで来日予定ですね。

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イギリス出身のツーピースバンド、Royal Bloodもセカンドを発売。

How Did We Get So Dark?

ヘヴィなバンドはあんまり好みじゃないんだけど、

ちょっとセブンネイションズアーミー的なビデオがかっこいい。

サマソニ日曜にでますね。

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アメリカのSSW、Kevin Morbyの4枚目、City Music

知らない人だったけど、この曲めっちゃいいね。

ゆったり踊れそう。アルバム聴こっと。

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あとおまけでボウイの74年のダイアモンドドッグスツアーの中断を経て、

フィリードッグツアーへの過度期のライブアルバムCracked Actor

David Liveより少し後ではあるけど、

もっとフィリーソウルに接近したというツアー後半の音源出して欲しい!

これもDavid Liveよりバンドの完成度高くていいけど。ルーシーヴァンドロス参加。

ストーンズみたいにガンガンライブ音源出して欲しい…。

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Canのシングルコレクション、The Singles

Neu!とかクラスターは好きなんだけど、実はCanはしっかり聴いたことないのです。

これを機に聴いてみたい。

この曲とか現代の若いバンドが出したって言っても通じそう。

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これ全部聴くだけでも大変そう!!

耳がいくつあっても足りないねぇ…。

とりあえずLordeとFleet Foxes優先的に聴きます。

 

それではまた。

 

フジロック、これだけはお願いだから見せてくれ アクト10選

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今年のフジロックもほぼほぼ出演者が出揃いました。

フェスって見たいミュージシャンがどんだけいても自分の体は1つなんですよね。

そうするとどうしても全部を網羅するのは難しく、

ブッキングとともにステージ割とタイムテーブルが相当重要になってくるんです。

 

今年のフジロック、出演者は見たいの多いんですけど、

これが実際タイムテーブル発表されるとどうなるか

わくわくと心配が半分半分です。

結構ありえない被せしてきたりしますからね…。

 

 

そんなんでお願いだからこれだけは見せてくれ!っていうアクト10組を紹介。

 

 

10. Sampha

 カニエやフランクオーシャンにもフィーチャリングされてるすごい人。

はっきり言ってちゃんとアルバム聴き込めてない。

しかしこのSAMPHA、ライブが間違いない「顔」をしてる。

顔は大事。なので妙に期待値高い。楽しみ。

けど金曜赤トリ…、ということは被りの可能性大…。

 

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9. 原始神母

 

なんとピックフロイドのコピーバンド。

僕、ピンクフロイド好きなんです。

虚空のスキャットとかまでカバーしてる。すごい。

どうでもいいけど虚空のスキャットのこと考えるとき

夜明けのスキャットがちらつく。

ほら、夜明けの口笛吹きもあるし…。

 

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8. Bonobo

 

アルバムは個人的にはまぁまぁ好きくらいなんだけどライブは上がりそう。

やっぱ音楽の本質はライブにあると思うんです。

ストリングスとかラッパ隊も連れてくるんかな?

 

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7. Rhye

 

心地よさにスキル全振りした人たち。

野外で聴けるの本当幸せ、絶対気持ち良い!

深夜とか朝方にちょっと肌寒さを感じながらゆったり踊りたい。

自分たちの空気感をしっかりもったバンドだ。

しかし金曜ヘブンのトリ…被り…

 

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6. Father John Misty

 

海外と日本だとかなり扱いに差がある

元フリートフォクシーズのドラマー。

リンクはジョージハリスンとニールヤングを足して2で割ったみたいな曲。

めっちゃいい…。

だが金曜ヘブンのトリ前…これもあやしい…。金曜夜帯やばくね?

 

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5. Thundercat

 

いたるとこで話題のアニメ好き変な服きたベースおじさん。

ロサンゼルスからきた客としても有名。

5月の来日公演、チケット買ってたんですよ。

僕、日程勘違いしててね…、

明日Thundercat楽しみだなーってTwitterみたときの絶望感たるや。

リベンジさせてください。

 

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4. Lorde

 

今日発売の新アルバムMelodrama(タイトルがいい)も楽しみなんですが、

僕の中でLORDEといえばやはりこれ!

ボウイバンドを従えてのLife on mars?トリビュート!

このライブの数日前にグラミー賞でのレディーガガのボウイトリビュートが

へんてこだったこともあり、このパフォーマンスが印象に残ってる。

なんか路線変更してっるぽいけど楽しみです。

パフォーマンスは8:50くらいから。

 

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3. The XX

 

The XXはまさに今ノってますねー。

3rdは今までの内省的なムードは残しつつ、

明らかにスケールがでかくなりました。

3人で大きい会場でもなんの違和感もなくきまってます。

殻をやぶったThe XX、これは苗場で見たい!!

Diorのキャンペーンのモデルにもなった、

ベースのオリヴァーの立ち振る舞いかっこよすぎる。

 

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2. LCD Soundsystem 

 

音楽大好き熊おじさん率いる再始動LCD

ジェームスマーフィーって明らかなパロディみたいな曲多いんですけど

なんか愛嬌があって憎めないんですよね。多分音楽好きな気持ちが伝わってくるから。

ボウイとかヴェルベッツ、トーキングヘッズとか音楽の趣味も俺と似てるっぽくて好き笑

クソ熱いライブを期待!観客の幸せそうな顔がいい。

新アルバムいつでるんや。

 

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1. The Avalanches

 

そして一番楽しみなのはThe Avalanches!!

Since I left youは10代のときに聴いて以来、心のベストテン。

昨年15年ぶりの2ndアルバムを出して、フジロックを見事キャンセルした彼ら。

そりゃ期待高まっちゃうでしょ。今年は無事来てくれ…。

ライブっちゅーかDJみたいな感じかと思ってたんだけど(彼らのMIX好きだけど)、

なんか普通にライブしてる!!とにかく楽しそう、シンガロングしたい。

 

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ここまで見てみてやっぱり被りが怖い。

公式サイトの並びだとわかりにくいので表にしてみた。

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濃い色はかなり見たいもの、薄い色は時間合えば見たいもの。
タイムテーブル上、ずれもあるだろうけど、金曜夜と日曜夜はやばい。
FATHER JOHN MISTYとXX付近が怖すぎる。
 
これ全部見るのは不可能だよね…。
本当悩む。楽しい悩みでもあるんだけどね。
 
それではまた。

 

 

 

アーケイド・ファイア、新作は80年代ボウイ風?

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現役ロックバンド、最後の良心アーケイドファイア。
彼らって作品のクオリティや先進性と、いい意味での大衆性をバランス良く
表現できてる数少ない現役ロックバンドだと思うんです。


そんなアーケイド・ファイアが先日公開した新曲が
なかなかポップで、意表をつかれた。
 
 
 
 
この感じ、いいなぁ〜!
ちょっと切ないキラキラ感がエモいね。
 
 
前回のアルバム、リフレクターは
言語の通じないハイチでのライブ経験をもとに
よりプリミティヴなビートを強調したトラックが特徴的なアルバムだった。
どっかで見たインタビューでは
リメインインライト+サンディニスタの中間といったイメージだとか。

そんな前作から3年半、やっと届けられた新曲。
否応無しに期待しちゃいます。
 
 
なんかどこかで聴いたことあるような歌い回しとメロディ…
この感じ…
 
あっ
 
 
80年代のころの落ちぶれてたボウイだ!
 
レッツダンスで世界的成功をしたものの
人気がですぎて(?)創作意欲を失ってしまったボウイ。
けどシングルでは良い曲を何曲かかいてまして
そのときの雰囲気に近い!
 
例えば
 
 
 
 
 
お互いをリスペクトし合う存在だったことは有名。
ボウイの死が影響を与えたというのはあるかもしれない。
 
 
 


ファンの間では黒歴史扱いの80年代ボウイ。
死後の再評価からも見落とされているけど、
このときも独特の魅力があるんです。
なんか苦しそうな切ないボーカルとメロディとか。
享楽的な時代の影を見ている感じとか。
 
 
そのへんをピックアップして
うまく料理してたら最高だなー。
7/28発売の新アルバムが楽しみですね。
 
 
それではまた。